福祉バンクについて

障がい福祉事業M&Aを通じ社会に貢献することが私の役割です。

初めまして。福祉バンク株式会社、代表取締役の白石直之でございます。当社のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。私は障がい福祉事業に特化したM&Aを通じ、譲渡側、譲受側、既にお勤めの社員の方、事業利用者である障がい者の皆さま、そして社会を良くするため福祉バンクを設立いたしました。

障がい福祉就労事業は、仕事を得ることが難しく経営課題になっています。その一方で障がい福祉事業をスタートしたい、障がい者の雇用をしたい中小企業はとても増えていますが、自身で事業を始めるのは難しいという現状があります。そんな障がい福祉就労事業主様と、中小企業の経営者様をつなげることが私の役割です。

私が福祉バンクを設立した理由

私もかつては個性を生かせない存在でした

私自身も高校生時代はコミュニケーションを上手く取る方法がわからず、不登校を経験しました。様々なアルバイトをやったり読書方法を学んだり等学校以外で活動していた過去があります。 その後は何となく社会のレールに乗り、目標がないまま大学に進学し就職しました。

そして社会人になってから「幸せって何だろう?」と悩みました。 人とのコミュニケーションも上手くない、やりたいことも見つからない、そんな日々を過ごしていました。そんなある日、私は以前から興味のあったミュージカルを主催する団体に所属しミュージカル俳優として活動します。その時私が立てた練習の計画について、仲間から「やらなきゃいけないけどやる気にならない」と言われます。

その時私の中で、ストンと腑に落ちたことがあるのです。それは「人とは感情で動く生き物なんだ」ということでした。ミュージカルを通じて多様性を受け入れることができた後は、東日本大震災の復興ボランティアなどを通じ様々な活動をしながら、これまで知らなかった社会を知り、さまざまな人と関わっていきました。

障がい者施設訪問時に得た大切な気づき

そんな中M&Aの仕事を通じて、障がい者施設を訪問した時、私にとってとても大事な気づきを得ます。それは障がい者の皆さんはとても前向きで、私が持っていない幸福感への感受性が高いことでした。

障がいを背負うことで一時的には幸福度は下がるけれどその後は幸福度が上がると言われています。何不自由ない暮らしを過ごしてきたのにも関わらず、幸福度が低くやりたいことが見つからない私にとって、働く障がい者の皆さんから学ぶことは多いと実感したのです。

障がいとは一つの個性です。彼らだからこそ集中して丁寧に行える仕事はたくさんあります。障がい者の皆さん一人ひとりに合う仕事を提供することができれば、彼らにとっても社会にとっても良いサイクルが起こせるのではないかと、この時私は確認したのです。

この気づきこそが、私が福祉バンクを設立するきっかけです。

「区別」ではなく「理解」の社会へ

私自身も不登校を経験し、またかつての部下や友人にもうつ病や総合失調症などで苦しんでいる様子を目の当たりにしてきました。そう、障がいとは大変身近なものなのです。数字で見ても人口の8.2%が障がい者というデータが存在します。

そのような背景から見ても、「障がい者と健常者」と区別するべきではない、と私は考えています。昨今、多様性という言葉がますます叫ばれるようになりました。本当の多様性とは区別することではなく理解し合うことではないかと、私は思います。

一人ひとりが持つ役割は違います。そんな多様な人々をお互いに理解し合うことが、これからの社会に必要なのではないでしょうか。私は人生の大半を占める「仕事」を障がい者の皆さんに提供し続けることで、真の多様性を実現したいと思っています。じM&Aはその一つの手段に他なりません。お互いが個性を理解し合えて、それぞれがやりがいを感じる仕事をする、そんな社会を実現することが私の使命です。

福祉バンクが目指す3つの社会

  • 得意なところを伸ばす

    日本の社会はできないことを伸ばそうとする傾向があります。しかしそうではなくできることを伸ばす社会へを目指します。得意なことを伸ばすことで、誰もが個性を生かした仕事ができるようになるのです。

  • 支援されるのではなく与えられる存在に

    障がい者の皆さんの幸福度は高いというデータがあります。仕事に対しての満足度が高く、他人比較せずに自分は自分、と思うピュアな気持ちは多くの人に大切な気づきを与える存在になります。

  • 区別するから、理解し合う

    一人ひとりの役割は違うのかもしれません。その中でその多様性を理解し合うことを拡げていくことで、よい社会が実現できると考えています。

障がい福祉事業と他業種連携には大きな可能性があります。

5年前から障がい福祉就業継続支援A型・B型の中小企業M&Aに関わり始めこれまで30件以上の成約に携わってきました。 その中で可能性を感じているのが他業種連携です。

新型コロナウイルスの影響で多くの企業が変化や新しいチャレンジの必要性に気がついていますが日本の企業は協業が苦手な傾向にあります。それに加えゼロから事業を興すのも苦手です。それを踏まえて事業譲渡できるM&Aを通じることで他社連携が成功し事業発展することを様々な事例を通じ実感しています。

100名以上の企業は法定雇用率2.3%の遵守するため障がい者を雇用しなければなりません。 しかし雇用を希望しても、方法が分からないと感じている経営者の方がとても多いのです。

就業継続支援A型・B型の事業にはサポートする専門家も存在しており専門家を介して、事業同士一緒に仕事ができるようになります。 しかし、単純に協業をするよりも資本も含めて他業種とつないだ方が良いケースがが多々あります。

社会のためにも事業発展のためにも、私が貴社のお役に立てればと思っています。障がい福祉事業に関するご相談はぜひ福祉バンク・白石にご相談ください。

会社概要

社名 福祉バンク株式会社
設立 2022年2月1日
代表取締役 白石 直之
取締役 齋藤 由紀夫
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
連絡先 TEL 03-6868-5725
 

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